平成26年4月2日

生活習慣の改善指導体験記 ~4か月後のレビュー~

南泰夫(46才 会社員 大阪府)

 

1章 -徒然なるままに-

 12月に書いた体験記から早4ヶ月、個人的に人事異動等があり、公私ともにドタバタしておりました。

その機に乗じて、食生活が従前に回帰する・・・とはならずに、相変わらず、日々、鋤納社長と構築した「無形財産」を着実に育成しております。もちろん、随時問題は発生しつつ、その都度、体と相談して、試行錯誤、紆余曲折を続けています。

 

 

2章 -現在の 状況-

 抜本的な生活習慣改善から約10ヶ月で、現在、体重は68kg~69kgを推移しており、改善前から30kg超の減量に至っています。さすがに左肩下がりで減少ということはなくなりましたが、緩やかに下がっている感じです。冬物で買い替えた衣料品のサイズが合わなくなり、春物で再度一新することにしています。

 

 

3章 -体の更なる 変化-

 12月27日(金)持病の定期通院時に血液検査を行いました。尿酸値は薬効ですが、全ての検査項目で正常値内に入るという人生初の快挙を達成しました。ちなみに、最後に正常値入りしたのは「中性脂肪」(324→61;基準値35-149)でした。継続は力なりです。

1月27日(月)にはエコー検査を行い、まだ指肪肝が若干残っていると言われています。よって、現段階の目標は、フォアグラからの脱却となりました。

 

 

4章 -最大の 難敵へ-

 最後まで避け続けていて、何かと口実を設けて延命を図っていた最大の難敵の件です。

12月の面談時、とうとう鋤納社長から追い詰められて、「体重がアンダーパーの世界(72kg未満)に入ったら禁煙する!」と宣言したため、年明けの1月6日(月)から、人生初の禁煙に挑戦中です。自他ともに認めるヘビースモー力ーであったこともあり、正直、いまだに成功する自信は全くありません。

とりあえず、約3ヶ月間が過ぎましたが、不思議なことに、何ら禁断症状が起こるでもなく、夢に見ることもなく、体重が増えることもなく、日々過ごせていることに自分自身が一番驚いております。

先日、鋤納社長から、具体的にどうやって止めたのか聞かれたのですが、年末年始のドタバタの中、よく憶えていなかったので、これもレコーデイングしておけばよかったと後悔しています(正直、こんなに順調に行くとは思っていなかったので)。憶えているのは、体重が72kgを切ったので、機械的に禁煙生活に入ったということと、2月初旬に残っていた煙草を見つけたので、迷うことなく捨てたことぐらいです。ちなみに、ライターは、他の用途でも使用可能なので、一応捨てずに取ってあります。

禁煙は、止めた時期すら忘れた段階でひと区切りと聞いたことがあります。人の吸っている煙草の煙に「エエ匂いさせてるやん」って思ってしまっている自分がまだ居たりしますので、まだまだ油断は禁物だと思っています。

 

 

5章 -そして ゴルフ-

 年始にいきなり、10数年振りのパーソナルベスト更新に一瞬酔いしれるも、今年に入って1月、2月の週末に限っての積雪4回、そして、減量により自前の毛布がなくなり、過去経験したことのない寒さに打ち震えた、色々な意味での越冬ゴルフでした。

以前の体験記にもあるとおり、ラウンド中の完全歩行は、私にとって今や当たり前ですが、片や一般的には、乗用力一卜全盛期の現在において、私のようなタイプは希少種、絶滅危慎種です。合わせて、午前中の私のテンションが異様に低いことも相侯って(ゴルフは、早朝からオヤジを非常に元気にする薬効があるので、特に目立ちます)、同伴競技者からは、「無愛想な変わり者」と見られることもしばしばです。しかも、最近は、昼食も同伴競技者と一緒にクラブハウスで食べないようにしているため(栄養価の偏った高カロリーメニューが多いことが原因)、変人振りに拍車を掛けている状況に陥っています。

 

 

6章 -変人扱い-

 ビジネスにおいて、ゴルフにおいて、社会生活全般において、特に飲食で常人と大きく異なる行動を取ると、変人扱いされるということを切実に思い知らされております。以前の体験記に、「生活習慣の改善に必要なもの」今『動機』と自ら書きましたが、今でも実感しています。自分自身の中に確固たる『動機』がなければ、今でも周囲の奇異の目や扱いに流されてしまっていたかもしれません。

「もうダイエッ卜は止めて工工んとちゃうの?」「痩せ過ぎなんとちゃう?」「食べへんなんて付き合い悪いわ!」は、抜本的な生活習慣改善時の周囲の方々の発言あるあるです。ご留意下さい。

生活習慣の改善の基礎的な部分は、長くてせいぜい1~2年もあれば、自分自身の生活の中に完全に組み込めると思います。そして、少し増えた体重の戻し方のノウハウを確立するまで、もう少しの辛抱だと思い、耐え難きを耐え、忍び難きを忍んでおります。

本当に極稀に、ちゃんと私の話を聞いて下さり、30kg超の減量という血の滲むような努力を理解して下さる方もいらっしゃって、心強く、心温まることもあります。長い人生の1~2年ぐらい「変人」で過ごすのも悪くない・・・かもですよ。